作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

仙台フィルの復興コンサートが開催されました

2011.03.26

本日(3月26日、土曜日)、仙台市の見瑞寺 内・籾江道子モダンバレエスタジオにて、仙台フィルハーモニー管弦楽団による 復興コンサート「鎮魂、そして希望」が開催され、100人以上のお客さまが来場されました。

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指揮は初代常任指揮者の佐藤寿一氏さん。バーバーの『弦楽のためのアダージョ』、チャイコフスキーの『弦楽セレナーデ』などを演奏したそうです。

仙台市出身のソプラノ歌手・管 英三子 さんは、グノー/カッチーニ/マスカーニ(編曲・福嶋)の『アヴェ・マリア』を歌い、「会場の人の中には涙を流された方も多かった」との事です。

コンサートの最後は、お客さまの歌とともに『ふるさと』が演奏されたそうです。

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スタッフの方から「生演奏が、会場にいらした多くのみなさまの心を いやしたようです」とのお話をききました。

仙台フィルはこれから、復興コンサートを数多く開催してゆくそうです。音楽家のみなさん、一緒に応援しましょう。

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こんな時こそ元気を!つのだりょうこさん&東京交響楽団♪

2011.03.17

この度の東北関東大震災で被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と復興を、心より期待しております。また微力ではあっても、できる限りのお役に立ちたいと思っております。

11日、私は仙台フィルハーモニー管弦楽団の仕事で、午後から仙台に移動の予定でした。東京駅で、出発前の新幹線の車内で地震にあいましたが、夜には家に戻ることができました。

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13日には、つのだ りょうこ さんの歌と司会、東京交響楽団(弦楽セクション)の演奏で『3歳からのクラシックコンサート』が開催されました。私は『翼をください』『おもちゃのチャチャチャ』や手遊び歌など、7曲を編曲しました。

出演者やスタッフ一同「こういった時こそ、子どもたちに元気を出してもらおう!」という気持ちが強く、楽しいコンサートになったのでは、と思います。

つのだ さんは歌はもちろん、客席とのやり取りも絶妙でした。また指揮者のヘルベルト・フォン・ホリヤンこと 堀 俊輔 さんは、アドリブ満載のトークなのですが、実は音楽とのつながりをとても大事にしていて、流石ベテランの味を出していました。

コンサートの前半には、ミラクル・パーカッション・グループのステージもありましたが、こちらも素晴らしいステージ。

〝こういった時期だからこそ、私たち音楽家がやるべき事がある!〟と実感したコンサートでした。

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群馬交響楽団はいい音がするなぁ!(松元宏康さん指揮)

2011.03.10

今週の月曜日(7日)、群馬交響楽団の学校公演(文化庁主催)のリハーサルがありました。福嶋は小学校の校歌を2曲編曲し、この日は録音も行われました。

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実は僕は群馬県出身で、中学生・高校生の頃、群馬交響楽団の定期演奏会の学生会員でした。 毎月の公演がとても待ち遠しく、熱い演奏に何度も感動し、オーケストラが大好きになりました・・・・・・そう、僕にとって「オーケストラの音と言えば、群馬交響楽団のサウンド」なのです!

小さい頃から聴いているメンバーのみなさんに、自分のスコアを音にしてもらえる事は 本当に幸せです。リハーサルで様々な曲を聴きながら、〝群馬交響楽団はいい音がするなぁ!〟とあらためて感じました。

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指揮者は 松元 宏康 さん・・・30代で、最近は各地のプロ・オケや吹奏楽を指揮し、ずいぶんと活躍されているようです。

このさわやかな笑顔は、指揮者の 松元 宏康 さん

僕も昨年、洗足学園大学のファンファーレ・バンドの定期演奏会で、『パシフィック・ページェント』という大編成の作品を振ってもらい、若いメンバーから とても生き生きとした音楽を 引き出してもらいました♪

ところで僕は校歌を編曲する時、曲ごとに(凝りすぎない程度に)ひと工夫するようにしています。例えば、〝風景を織り込んだ歌詞にあわせて、描写的に〟〝アップ・テンポな曲調なので、ドラム・マーチを目立たせて〟と言った具合。・・・で、松元 さんは そういう意図をスコアから的確に読み取り、アッという間にねらい通りの音に仕上げてくれました。 今後も頼りにしてマスよ〜!

すっかり春らしく・・・、群馬に向かう途中で

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三味線奏者・杵家七三さんの演奏に保育園児もノリノリ!

2011.03.05

三寒四温の日々ですが、東京では梅の花だけでなく 桜のつぼみも見つけたり・・・と、 春の気配を感じる事が多くなりましたね。

そんな中 3月3日の桃の節句に、保育園児が 本物の和楽器演奏を楽しむ機会 がありました。

私も係わりのある 東京家政大学 付属の保育園に、長唄三味線奏者の 杵家 七三 さんが来園してくださったのです!

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七三さん と言えば、長唄の古典はもちろん、現代曲から編曲ものまで、非常に幅広い音楽性を持つ 素晴らしい演奏家。私も さまざまなお仕事を ご一緒しています。

最近では 七三さん の演奏がニコニコ動画にアップされ 再生件数が20万件以上にもなったり、と常に新しい事にもアンテナを張っている方です。

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今回は保育ルームでのミニ・コンサート。園児や先生、保護者のみなさんが、間近でさまざまなレパートリーを楽しみました。

『元禄花見踊り』『幕間三重』といった古典、民謡やじょんがら、それに『うれしいひな祭り』『さんぽ』まで・・・・・・「うーむ、三味線って、いろんな音楽ができるのだなぁ!」とみなさん、感心、かんしん!

そして、園児たちの反応はとってもストレート。真剣に聴き入る子もいれば、リズミックな曲にノリノリになって踊り出す子も!それぞれの子どもなり感性で、和の音楽を楽しんでいるのですね。

それにしてもまぁ〜、七三さん はさすが百戦錬磨。 演奏はもちろん、選曲、トークのつなげ方、等々、私もとても参考になりました。子供たちにも、大人たちにも(私にも)贅沢な時間となったようです。

三味線協奏曲を弾く 長唄三味線奏者・杵家七三さん

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