作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

十三絃箏 協奏曲『道、春の海より』が福山にて初演に!

2018.05.03

5月3日(木・祝日)の午前中は、福山国際音楽祭の〝開会セレモニー&世界の記憶記念コンサート〟へ。
(於・広島県福山市、リーデンローズ 大ホール)
そこで、拙作の十三絃箏 協奏曲『道、春の海より』を初演していただきました!(箏は、琴のこと です)

琴の街・福山市出身の松下知代さんの十三絃箏は、華やかなだけでなく音色もとても豊か。
(念のための用意したPAも、全く使用せず)様々な表情を客席に届けてくれました!

オケは、スーヨル・チョイさん指揮/釜山フィルハーモニー交響楽団。
リハーサルから非常に協力的に音楽作りをしてくださり、作品の魅力を大いに引き出してくれました!

本当に素晴らしい機会を与えてくださった、全ての関係者とお客さまに深謝するばかりです。

この作品は宮城道雄『春の海』をモチーフに、パラフレーズ的に作編曲した作品なのですが・・・、昨日の午前中は市内の〝鞆の浦(=『春の海』にゆかりのある)〟も観光しました。
そこは、江戸時代から貿易港として栄え、朝鮮通信使も立ち寄り、また『崖の上のポニョ』の舞台とも言われ、とても情緒あふれる街でした。

歴史と伝統を感じつつ、邦楽器&オーケストラという分野の未来に、熱く想いを馳せた旅となりました。

(TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A005)、ほか)