格好イイです♪大野雄二さんwithルパンティックファイブ
2011.06.18
6月18日(土曜)の夜、芸術アドバイザーをやらせていただいている、船橋市民文化ホールに行きました。主催公演「大野 雄二 &ルパンティック ファイブ」というフュージョン・グループのコンサートを聴くためです♪
いやーっ、格好良くて! そして 老若男女のお客さまが、それぞれ楽しんでいて!・・・なかなかスゴかったので、簡単にご報告。
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スゴイ(その1)・・・大野さんがスゴイ♪
大野 雄二 さんというジャズ・ピアニストは、アニメ『ルパン三世』の音楽の作曲家としても有名。で、御年なんと70歳(・・・古稀ですよ、コキ・・・)だというのに、バリバリの現役です!!!それだけでもスゴイのですが、大野さんの弾くフェンダー・ローズ(=エレキ・ピアノの名前)でのバッキングがとにかく格好イイ!
スゴイ(その2)・・・グループがスゴイ♪
ルパンティック ファイブなる5重奏は、Bass 井上 陽介、Drums 江藤 良人、Trumpet 松島 啓之、Saxophone 鈴木 央紹、それにGuitar 和泉 聡志 の各氏という凄腕メンバー。みなさんアドリブも もちろーん上手いのですが、何よりグルーブ(≒ノリ)が生き生きしてます! また構成感もしっかりしているので・・・・・・ひょっとすると、分析好きのクラシック音楽ファンでも楽しめる?!
スゴイ(その3)・・・プログラミングとトークがスゴイ♪
耳馴染みのある『ルパン3世』の楽曲を織り交ぜながら、メンバーをフューチャーしたスタンダード・ナンバーや、オリジナル曲なども披露。またGuitar和泉さんを中心としたトークやステージングも とても練れている、なので・・・・・・(フュージョンのライブは〝通好み〟の内容の事が多い気がしますが、この日はそうでなく)老若男女がそれぞれ楽しんでいて、ビックリ!
ベテランの大野さんを核に、音楽的にも構成的にも素敵な内容で、フュージョン・ライブを堪能しました♪
▼ルパン〜!『メイン・テーマ』だけでなく『銭形ロック』や『斬鉄剣(=石川五ェ門のテーマ)』といった曲も・・・
▼『ハーレム・ノクターン』『恋はサンパウロ』など、まるでスイーツの様に甘いナンバーも・・・
素敵なアリス・ワールド出現!鵜木絵里さん&仙台フィル
2011.06.14
梅雨入りのニュースを耳にするようになり、ちょっとジメジメした毎日が続きますね。そんな中、私は6月10日(金曜)に気仙沼市の面瀬小学校で、とっても楽しいステージ『アリスのコンサート』を観てきました。
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この公演はルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をモチーフにしていて、ソプラノの 鵜木 絵里 さん扮するアリスが、仙台フィルハーモニー管弦楽団の奏者9人による 森の動物たちと一緒に、森を探険したり 音楽会を開いたりする、という内容。
なんと言っても素晴らしかったのは 鵜木さん。歌はもちろんなのですが、お芝居もサスガです。この日はアニメのキャラクターのような声と演技で、子供達を引きつけていました。
私はこの公演のために2曲 編曲したのですが、鵜木さん はコロラトゥーラの魅力満載に『キラキラ星 変奏曲』を歌ったかと思うと、『翼をください』では豊かな感情表現を披露。歌の表現力の幅広さに 驚いていた子供たちも多かったようです。
9重奏も『舞踏会の美女』や『花のワルツ』、『動物の謝肉祭』等々たくさんのオーケストラ曲を奏で、演奏が終わる度に大きな拍手が巻き起こっていました。メンバーは時に演技にも加わり、意外なエンターテイナー振りも発揮?!
リハーサルでは、音楽とお芝居のタイミングも念入りにチェック!
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この公演は日生劇場が企画・制作し、被災地の大船渡・気仙沼・七ヶ浜の3箇所で開催されました。演出・音響・照明のスタッフも多数現地入りし、質の高いステージとなっていましたが、この分野で多数の実績を誇る 日生劇場さんならではの内容でした!
前日の夜、池袋を高速バスで出発し、早朝 一ノ関駅に到着。そこで出演者と合流し、貸切バスで気仙沼へ。帰りは仙台までバスで出て、新幹線でその日のうちに戻る・・・という強行日程でした。
〝錦織さん+織衛さん+東響=ギネス級コンサート〟・・・か?!
2011.06.01
5月31日(火曜)の夜、市川市文化会館にて テノール歌手・錦織 健 さんと、鈴木 織衛 さん指揮・東京交響楽団によるコンサートが開催されました。
錦織さんが12曲ものソロを歌う、オーケストラ付きリサイタルのようなコンサートだったのですが、〝ひょっとしたら、これってギネス級?!〟なんて思われる事が幾つか・・・ということで、さっそくレポートです♪
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たぶん、きっと、ギネス級?!・・・レパートリーの広さ、声の豊かさ
この日、錦織さんが歌ったソロ曲は、アンコールも入れるとナンと12曲!
まずオペラから『魔笛』や『愛の妙薬』のアリア、『誰も寝てはならぬ』と『星は光りぬ』、『セビリアの理髪師』のアリアでは生ギターの弾き歌い!
それから『オー・ソレ・ミオ』や『グラナダ』『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』といった、カンツォーネなど。
アンコールでは『スタンド・バイ・ミー』などのロックを、シャウトで披露。
「こんなにレパートリーが広い歌手って、世界中で他に誰がいる?」と考えたけれど、すぐに思いつかないなぁ・・・。それにしてもまぁ、これだけの曲数のソロを楽々と歌えるなんて、どれだけ豊かな声なんでしょうねぇ。
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間違いなく、ギネス級?!・・・・・・大谷康子さん『ツィゴイネルワイゼン』を1800回演奏
この日のプログラムでは、コンサート・マスターの 大谷 康子 さんが『ツィゴイネルワイゼン』を演奏。大谷さん、この曲を、ナ・ナ・ナ・ナ・ナンと1800回くらい 演奏しているそうです。さすがにそれだけ弾いていると、テンポも音色も感情も・・・何もかもが、自由自在。大喝采でした!
で、テンポがめまぐるしく変わるのですが、東響さんがピッタリ合わせていて、大変気持ちよかったです(もちろん錦織さんのバックの時も)。
これはどうやら、鈴木さんの指揮にも秘密アリ・・・・・・詳細は また別の機会に書きますが・・・・・・まあ、とにかく「はい、このフェルマータ(=たっぷり伸ばす音、装飾音を加えることも)、自由自在に歌って下さいねー。ピッタリ合わせるので、どうぞお好きなように〜〜」といった感じなのです。
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ギネス級かもしれないが、登録できない?!・・・オペラの話に楽屋ウラ話、盛り上がったトーク
錦織さんの曲間のトークが また面白いのです。オペラの話にはじまって、((ここでは 決して書けない?!))アーティストの楽屋ウラ話まで、、、、鈴木さんや大谷さんとのやり取りでも爆笑!(東北の方への熱いメッセージも話されていましたが、各地を公演されている方ならではの お話でした)
で、錦織さんのコンサートを聴いていつも思うのは、〝クラッシック初心者から オペラ好きまで、誰でも、それぞれの楽しみを 見つけられる〟という事。幅が広いというか、奥が深いというか・・・う〜む、勉強になります!
福嶋編曲は『ネッラ・ファンタジア』と『グレート・プリテンダー』、素晴らしい歌と演奏でした!
〝東京シティ・フィルのアウトリーチ公演〟にご注目♪
2011.05.31
5月30日(月) 江東区豊洲小学校にて、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団によるアウトリーチ(=プロの演奏家が少人数で行う、学校などでの出前公演)が行われました。福嶋も編曲を担当し、会場で公演を楽しみました。
私は 幾つものオーケストラのアウトリーチを、編曲・構成・司会などでお手伝いしましたが、今回の公演も工夫されていました。そこで今日のブログでは、その注目点をご紹介します!
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ここに注目♪その1・・・奏者の素敵なパフォーマンス
なんといってもまずは音楽の魅力。みなさん、とても積極的にアンサンブルを作っていました!
また、演奏だけでなくトークも絶妙で、楽器の特徴やオーケストラ音楽の面白さを、笑いも交えて伝えていました。
▼「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などを熱演した弦楽4重奏
▼「動物の謝肉祭」や「展覧会の絵」などを弾き分け、子供たちとやり取りしながら、音楽の魅力を伝えたピアノの志田さん
ブリリアントな響きの金管5重奏、リーダー的存在・上田さんの楽しいトーク!(トランペットも超絶品デス♪)▲
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ここに注目♪その2・・・いろいろな音楽を楽しめる、楽器編成の妙
この日の編成は「金管5重奏+弦楽合奏+ピアノ」。この編成なら 金管5重奏や弦楽4重奏から、ピアノや各楽器のソロ曲まで、さまざまな編成の曲を演奏できますよねー♪ もちろんプログラムのメインはフル編成となり、福嶋が『くるみ割り人形』を編曲。バレエ音楽を知り尽くしているオケだけあって、アンサンブル版での演奏も、色彩豊かで華やかな演奏でした!
面白いのが、翌日は「木管5重奏+弦楽合奏+ピアノ」で同様のプログラムを実施している点。これは「さまざまなアンサンブルを子供たちに楽しんでほしい」という理由で企画された、楽器編成のアイデアだそうです。(今回の編曲はどちらの編成でも演奏できる様、工夫を凝らしました♪)
▲オーケストラの様な色彩と迫力♪ この編成、なかなか効果的かもしれないです!
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ここに注目♪その3・・・ホールとの連携、地元企業の協賛
この公演の主催は、ティアラこうとう。「区民のみなさんに、身近で芸術を楽しんでもらいたい」という環境づくりをめざす公共ホールと、オーケストラがタッグを組んでの活動は、まさに地に足が付いている活動といった感アリ。
協賛の日立公共システムエンジニアリング株式会社は、地元企業として日頃から積極的に活動を支援。プログラム作成、プロジェクター使用、会場設営、等々を多くの社員の方が応援しているそうです、スバラシイ!
区民・ホール・オケの関係をわかりやすく、さわやかに紹介したオーケストラ事務局Sさん▲
楽しいキッズ・コンサート&ベテランの室内楽コンサート
2011.05.27
5月21日(土曜)はお天気も良く、お出かけ日和。私は自分自身が作曲・編曲でかかわった、2つのコンサートに出かけました。
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午前中はサントリーホール・小ホールで開催された、二期会21とソニー音楽芸術振興会の共催の『Concert for KIDS〜3才からのクラシック 〜シンドバッド 愛と勇気の冒険〜』へ。
約1時間のコンサートだったのですが、最初から最後まで(コミカルに流れすぎずに)子どもたちを引きつけ続けた好演!・・・〝王子様がお姫様を助けに行く〟という物語で、テンポの良い展開と、魅力あふれる歌・演奏の成果・・・と言えるでしょう。『花のワルツ』『剣の舞』など、15曲ほどが演奏されました。
何と言っても素晴らしかったのは、お姫様役の 嘉目 真木子 (よしめ まきこ)さん。二期会の本公演『フィガロの結婚』でスザンナを歌ったばかりで、美女から三枚目的なキャラまで、とてもキュートな歌と演技でした。そして、客席と演奏家を見事に結びつけたのは、王子様役のテノール 猪村 浩之 さん。
器楽奏者のピカ一は、N響の打楽器・竹島 悟史 さん。彼は マリンバ 等のテクニックも ものすごく上手いのですが、さすがオーケストラの響きをよくわかっています! 打楽器パートは、編曲によって音楽的な役割が かなり異なるのですが、そういうことを120%わかって演奏してくれるので、編曲者としては大変心強いです。
チェロの 海野 幹雄 さんらによる弦楽四重奏、ピアノの 石野 真穂 さんも、みなさんソリストとしての力量も十分で、熱い演奏で子どもたちを引きつけていました♪
▲▼お休みの午前中、サントリーホールのあるカラヤン広場では市場が開かれていました
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午後は新宿・ドルチェ楽器のホールで開催された、室内楽のコンサートへ。
東京フィルハーモニー交響楽団のクラリネット・荒井 伸一 氏、同じくフルート・名雪 裕伸 氏、ピアノ・荒井 淳子 氏らが出演。こちらはご招待者のみのコンサートでしたが、たいへん温かい雰囲気の演奏会でした。
福嶋作曲の『七三ラプソディー』も演奏されました。この曲はもともと、フルート、長唄三味線、二十絃箏(=20本弦が張ってある琴)のために作曲した作品なのですが、今回のコンサートのために、フルート、クラリネット、ピアノのための改変版を作曲。
彼らは百戦錬磨の奏者のみなさんで、リハーサルでは・・・・
「祭り囃子風ですが、大太鼓ではなく、締太鼓の〝天ツク、スッ天天〟の感じ」 「銚子の荒波でなく、沖縄の波のイメージ」 「32分音符の動きは能管のテンションで」
・・・といった感じでリクエストをすると、見事に音楽的にふくらませて下さいました!
一言で〝日本風な作品〟といっても、さまざま音楽的要素が含まれます。 〝そういう事を楽しみながら 描き分けてくれる奏者〟との出会いは、邦人作曲家の大きな大きな財産なのです♪

















