作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

東方再生20万件!&仙台フィル多賀城公演でナビゲーター♪

2011.02.07

みなさん、こんにちは。 先週のブログでご紹介した『法界唯心』のニコニコ動画アップですが、わずか1週間のあいだに再生件数が20万件にもなりました。 これもひとえに みなさまのおかげ m(_ _)m ・・・重ねて、かさねて感謝いたします!

1万4千件以上のコメントの中には、「三味線、笛・尺八、太鼓がスゴイ!」「〝東方〟には和楽器が合う」「泣けた・・・」といったコメントが多数 寄せられ、アレンジャーとしても大変 嬉しく思っています。

まだご覧になっていない方は、ぜひこちらをどうぞ。

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ところで5日の土曜日に、宮城県 多賀城市民会館 大ホールで開催された 仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートで、ナビゲーター(=解説)をしてきました。

この地域には 古代東北地方の政治文化の中心であった多賀城 があったとのことで、ホールの外観も壮大な城を思わせる立派な建物です。 そしてまた、こちらのホールの音響が格別に素晴らしく、レコーディングでもたびたび使用されるそうです。

壮大な城を思わせる外観。大・小のホールに展示室など、充実した施設です

プログラムはハイドンの『朝』『ロンドン』、モーツアルト『ジュピター』という名曲ぞろいで、仙台フィルさんが大熱演!

アンコールのハイドンの『告別』では〝演奏中に奏者がステージから順々に退場する〟というパフォーマンス付きの演奏で、最後までお客さまを楽しませていました。

指揮は 岩村 力 さんで、 リハーサルから本番に向けて音楽の質をどんどん高めてゆく手腕は サスガでした。

会場には 大人の方々だけでなく、小中学生のみなさんもたくさん来場していただきました。感心したのは、約2時間にわたるコンサートだったのに、お客さまがとても集中して聴いてくださったこと。お客さまに感謝です!

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このコンサートのタイトルは『交響曲って何だろう〜ハイドン・モーツアルト編〜』。

福嶋は、交響曲の仕組みや 面白さの秘密を 紹介しました。音の例を聴き比べたり、インタビューを交えたりと、指揮者や楽員のみなさんのご協力にも感謝です。

前日の4日には、大ホールのホワイエ(=客席外側のロビー)で弦楽四重奏によるレクチャー・コンサートも行われました。福嶋はここでもお話をしましたが、メンバーがハイドンとモーツアルトを生き生きと演奏し、お客さまにも魅力が伝わった様です。


大ホール・ホワイエを外から撮影。本格的な庭園を借景にしての演奏でした

両日にはこの他にバックステージ・ツアー、リハーサル見学なども開催され、また1月には地元小学校でのミニ・コンサートや、スタッフ講座も行われたそうです。 〝ホールとオーケストラががっぷり四つに組んで、地域から文化を発信する〟・・・・・・充実したプロジェクトのお手伝いをさせていただき、光栄でした!

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東方御礼!&レクチャーコンサートのお知らせ♪

2011.01.31

いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。今日はみなさんに、ぜひご案内しておきたい活動情報が2つありまして、その話題をお届けします。

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【仏曲演奏『法界唯心』(福嶋アレンジ)のニコ動・再生件数3万件突破!】

先日、東方プロジェクトという人気ゲームの音楽を、三味線や笛・尺八、木魚や太鼓のためにアレンジしました。

その生演奏が〝仏曲演奏『法界唯心』〟というタイトルで、1月30日にニコニコ動画にアップされたのですが、半日もたたないうちに 再生件数が なんと3万件以上にもなりました! とある方に声を掛けて頂き、楽しみつつ、また気合いを入れてアレンジしたのですが、これほどまでに反響があるとはビックリ。

見て頂いた方々に、感謝、かんしゃ、で 御礼申し上げます!

まだご覧になっていない方はどうぞこちらをチェックしてみてください。(ところで福嶋の東方アレンジは、実はこれが第2弾。詳しくは2010年11月27日のブログ「東方プロジェクトの音楽」をご覧下さい)

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【2月4日、5日に宮城県でレクチャーコンサートに出演、お近くの方はどうぞ♪】

今週末の2月5日(土)に宮城県 多賀城市文化センターで、仙台フィルハーモニー管弦楽団のレクチャーコンサート『交響曲って何だろう〜ハイドン・モーツァルト編〜』が開催されます。福嶋が解説者として出演し、交響曲やオーケストラのお話をさせていただきます!

指揮者の 岩村 力 さんは、コンサートにテレビ出演にと大活躍ですが、楽譜の読み込みも素晴らしい実力派です。東北屈指のオーケストラ・仙台フィルとの共演での『ジュピター』(モーツァルト)『朝』『ロンドン』(ハイドン)は期待大。

もちろん、福嶋もわかりやすくて面白いレクチャーを目指します! 内容はこちら(問合せ022-368-0132)ですので、ご興味のある方はぜひお越しください。

また前日の4日(金)には、12時から弦楽四重奏によるレクチャーコンサート(解説:福嶋)、13時からはオーケストラの公開リハーサルが行われます。これらは入場無料ですので、お近くの方はぜひ遊びにいらしてください♪

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サイパン旅行(その2)

2011.01.30

先日のブログ(1月13日付け)に引き続きまして、今日のブログの話題はサイパン旅行のつづきです!

3日目はマニャガハ島に行きました。有名な観光スポットの一つで、マリンスポーツのメッカ。サイパン本島から高速ボートに乗って約15分、 海の色がほんとうに鮮やかです。

海で遊んだり、真っ白な砂浜でのんびりと過ごしたり。今でこそ最高に平和な気分にひたれる場所ですが、66年前には激戦が繰り広げられた場所でもあります。

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夜はホテルでポリネシアンダンスのショーを楽しみました。フラダンスにファイアーダンス、郷土料理のディナーも堪能です!

あっという間の4日間でしたが、リゾート気分満喫 → 気分リフレッシュ!、の旅でした(^-^)

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ピアノが来ました!(その2)

2011.01.22

今週、我が家にピアノがやってきました! 作曲家&プロデューサーとして活躍中のFさんの仕事部屋にあったものを、譲り受けることになったのです。

搬入はクレーンでつり上げてベランダから。家の前には電線がたくさんあり、下見に来た業者さんは「どこを通せば、ピアノを搬入できる?」と困り顔。今回の搬出・搬入、そしてクリーニングは共立ラインサービスさんにお願いしたのですが、そこはプロ、バッチリ丁寧にやっていただきました。

このピアノは100年くらい前にアメリカで製作されたものだそうで、反響版の後ろには製造番号004と刻まれいてます。ちょっとアンティークな感じで、我が家のリビングでとてもよい雰囲気を出しています。

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椅子などの造形を眺めていると・・・・「これが100年前の職人さんの仕事なんだぁ」と想いを馳せながら、コーヒーでも飲みたくなります。しばらくは、たびたび仕事を休憩して、このピアノに向かう誘惑にかられてしまいそうです(笑)

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三木稔氏のシアターピース2作品を堪能!

2011.01.17

1月15日 横浜みなとみらいホールの小ホールで、『のはらのファンタジー』という公演を聴きました。プログラムは、 三木 稔 氏が作曲したシアターピース2作品。すばらしい歌唱・演奏・演出で、傑作を堪能しました。

合唱曲や器楽曲を上演するのにあたって、語りや簡単な芝居を入れたり、ステージだけでなく客席でも歌唱・演奏する、といったスタイルの作品をシアターピースと言います。生演奏だけの公演に比べ、作品・演奏・演出が効果的に結びつくと、とても面白いエンターテイメントになるわけです。

今回は 榊原 徹 氏が音楽監督・演出をされましたが、氏はオペラやバレエ公演の指揮もたくさん手掛けている方だけあって、たいへん効果的。私自身もシアターピース的な作品を時々書くのですが、とても参考になりました!

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『ベロ出しチョンマ』は千葉県に伝わる悲しい民話をもとにした作品です。バリトンはベテランの境 信博 氏。歌と語りと芝居とを、あれだけ自在に織り交ぜて表現できるのは本当にスゴイ事です。

伴奏は一面の琴のみで、渡辺 正子 さん。〝約30分もの緻密な楽譜をきちんと把握し、物語の感情の起伏をよく表現してるなぁ!〟と感心しました。客席では、聴きながら涙を流している方が何人かいました(・・・私もです)

『のはらうた』は詩人・工藤 直子 さんが野原の草木や虫、小動物などを主人公にして描いた詩に、4重唱・ヴァイオリン・ピアノによるとても楽しい音楽がついた作品。ソプラノの 赤星 啓子 さんのカワイらしくて華やかな歌やセリフ(台本・三木 那名子 氏)をはじめ、歌手やダンサーによるファンタジックな世界に何度もほほえんでしまいました。

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この公演は、みなとみらいホールが主催する“小ホールオペラシリーズ ”という企画で、毎年4公演も開催されているそうです。このホールの響きは、余韻が美しい上に言葉が聴き取りやすいので、シアターピースやミニ・オペラなどにも、とてもふさわしいと思いました。お客さまが楽しめるだけでなく、出演者やスタッフにとってもやりがいのある好企画ですね。

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