作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

2月28日の日本音楽集団・定期演奏会で初演された、福嶋の新曲『空（くう）』の映像がアップされました。ぜひ、ご覧下さい！

この作品の楽器編成は、笛、尺八１・２、琵琶、三味線、二十絃箏１・２、十七絃箏、打楽器１・２、の１０パート。
この日は１８人の奏者で演奏されました。（撮影・編集は、竹内 志行 さまご夫妻）

ソロ、アンサンブル、大合奏、と様々な合奏の形態を含み、3章構成で１５分近くにもなる作品を、たっての希望で、指揮者なしで演奏して頂きました！

『空』という題名には、いろいろな意味合いを込めているのですが、その一つは、般若心経に出てくる〝空〟の概念です。

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この演奏会は「日本音楽集団・創立５０周年記念シリーズ」という位置づけの、定期演奏会でもありました。

その５０年の間、日本音楽集団が標榜した 重要なテーマの一つが、〝邦楽器によるオーケストラ〟の確立と定着。
そこで、福嶋は〝邦楽オーケストラ〟らしい演奏形態とは、どのようなものがふさわしいのか？、･･･というテーマを掲げて作曲。

古典的なフレーズから現代的なフレーズまでを、さまざまな合奏形態で展開するスコアを書き、それを奏者の主体的・積極的な表現を生かして演奏して頂きました。

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その意図を鑑みて、多くの練習を積み重ねて 本番に望んでくれた演奏家･･･創作の同志たち･･･に、大いに感謝しています。

福嶋は今年で 音楽活動20周年なのですが、日本音楽集団との様々な創作活動は、重要なウエイトをしめているのです。

昨晩は 奈良県の 薬師寺で、小林 幸子 さんの『世界遺産 薬師寺 復興祈願コンサート』の本番でした。

福嶋は、和楽器アンサンブル（＝杵家七三社中）の編曲を 担当させて頂きました。

歴史の重みを感じさせる薬師寺境内を そのまま舞台にし、プロジェクション・マッピングも用いられた 荘厳な演出の中で、素晴らしい歌声と音楽が響き渡り、本当に感動的でした！

和楽器をフィーチャーした曲では 情感たっぷりに歌い、弦楽カルテットとは しっとりとした世界を描き、そして 数々のヒット曲で大いに盛り上げて、･･･と小林幸子さんの表現の広さ・歌の上手さに圧倒されました。

そしてこの雰囲気には、「７人の和楽器アンサンブル（笛・尺八・三味線・琵琶・二十絃箏・十七絃箏・打楽器）、弦楽四重奏、ピアノ、ラテンパーカッション」のアコースティックなサウンドが、ぴったり合うと実感♪

ぜひまたお役に立てるよう、今日からまた頑張ります(^_^)

(Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5、ほか)

昨日は 下高井戸のスタジオで、小林 幸子 さん・薬師寺公演のリハーサル。

和楽器アンサンブル（＝杵家七三社中）の編曲を書いたのですが、幸子さんにもとても気にいって頂けたようで、安心しました。

和楽器は、笛・尺八・三味線・琵琶・二十絃箏・十七絃箏・打楽器、の豪華７人編成

和楽器アンサンブルも活躍しますので、関西の邦楽関係のみなさん、どうぞ薬師寺へお越し下さい（5/9土曜、18時から）→こちら

とってもよい感じに なりそうです！ それにしても幸子さん、歌が上手いですね。

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM)

さて、先程のブログ記事に書きました、佳館 杏ノ助 さん ＆ 和楽器アンサンブル による「Let it go」がこちらの映像です。

コブシが利いて（？！）いますので、どうぞご笑覧くださいませ。

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また、七三社中 による和楽器演奏の最新映像がこちらで、「とうらぶ」という人気ゲームのBGMアレンジです。

ステキな剣舞と〝共演〟しています！

（どちらも編曲しました）

昨日は、長唄三味線＋邦楽器の演奏会「七三会」を聴きに、神楽坂へ。

歌舞伎座等々で活躍する唄やお囃子の方々と、杵家 七三 さんのお弟子さんらの三味線による、楽しくも質の高い演目の数々を 堪能しました。

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ゲスト出演者の中には、仙波 清彦 さん、杵屋 宏光 さんに 勝四郎 さん、といった錚々たるメンバーから、日本音楽集団 みなさん、「こどもオペラ」でもお世話になっている 佐藤 さくら子 さん等の新進気鋭の方まで、本当にすばらしーい顔ぶれ！

他にも、江戸手妻・藤山 新太郎 師匠に、なんと ジューシー・フルーツ（〝多汁果実〟という名義で！･･･笑） まで出演♪

拙作編曲は、三味線をフィーチャーした『三味千本桜』・佳館 杏ノ助 さんの唄と和楽器アンサンブルによる『Let it go』、こちらもバッチリ盛り上げて頂きました(^_^)
（『三味千本桜』の三味線手付けは、七三 さん と さくら子 さん）

写真は、神楽坂駅前の不思議なフォルムの建物？です

(Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5)

2/28（土）は、今月で貸出終了となる千駄ヶ谷の津田ホールにて、日本音楽集団の第214回定期演奏会でした。

今回のチラシがこれ▲、なかなかカッコいいデザイン！！

演奏会では団員の作曲家５人が、それぞれ新作を発表。

様々なカラーの新曲5曲は、作曲家の個性がそれぞれに出ていて、なかなか聴き応えがあったのではないでしょうか。

多数のリハーサルを重ねる中で、楽曲のねらいを汲み取ってもらいつつも、みなさんの表現がどんどん積極的に♪

福嶋作曲の『空（くう）』は、複雑な部分もあるのですが、たっての希望で、指揮者なしの１８人で演奏していただきました。

みなさんが主体性を持って取り組み、ソロにアンサンブルにと様々なフレーズを描き分け、充実した演奏になったと思っています。

お客さま・演奏者・関係者のみなさんに、大いに深謝しています。

２月８日（日）、船橋市主催のイベント『千人の音楽祭』で、船橋市三曲協会さんに『房総童謡メドレー＆お祭りマンボ』を、初演して頂きました。大勢の演奏者のみなさま、たいへんお疲れさまでした！

船橋三曲協会さんには、2000年の委嘱作品として『４つのプロフィール』も作曲させていただきました。

これら２曲は、タテ譜が販売となっています。和楽器関係の方はぜひ　→　こちらをチェック！
（編成は、どちらも尺八・三味線・箏・太鼓などの、いわゆる三曲合奏です）

22日（土曜）は静岡県で、高校総合文化祭の一環の 邦楽合奏コンクールの審査をやらせて頂きました。

15組の高校生達はとてもレベルが高く、人気の箏曲から緻密な現代邦楽曲まで、おもわず聴き入ってしまう演奏が続きました！！

また、写真の審査員の先生方と、多岐にわたって意見交換・情報交換することもでき、とても有意義な時間となりました。

この日は快晴、三島駅からは見事な富士山の姿が(^_^)

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM、ほか)

11月17日（月曜）、小林 幸子 さんの歌手活動50周年記念・日本武道館公演が開催されました。

プログラムの中盤に 杵家七三社中の和楽器6重奏との共演のステージがあり、今回なんと、その編曲を書かせて頂きました！

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そのステージは･･･セット、照明、CG等の映像、多くのダンサー、バンド、等々･･･とにかく豪華！！

ご本人は、着物やドレスなど１３着（紅白の巨大衣裳３着を含む）をまとい、２７曲を熱唱。いやーぁ、本当に 歌が上手いですね！！！

リハーサルは１ヶ月ほど前から順次行われ、当日も朝から大勢の優秀なスタッフが、てきぱきと動いていました。その中でも、音楽監督・編曲・ 舞台監督などの主要スタッフには 同世代の方が多く、大いに刺激にもなりました！

生まれて初めて買ったレコードが、小林 幸子 さんの『おもいで酒』。その方の記念すべき 初・武道館公演の「チーム５８８４」に加えて頂き、たいへん光栄でした。

これを励みに ますます頑張ってまいります！

スタッフへの心配りもとても丁寧な方で、気持ち良くお手伝いをさせていただきました(^_^)

これ▼は、25日（木）の深夜に放送された、日本テレビ『ミュージックアレンジバトル！歌編』をお手伝いした時の 写真です。

(AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G)

番組では、『だんご三兄弟』を３組のアーティストがアレンジしてバトル？！
和楽器の杵家七三社中が優勝させて頂きましたが、どぶろっくさん・仮面少女さんも とてもカッコいいアレンジでした！

収録自体もとても面白かったのですが、事前のリハーサルや取材などの場面でも、プロデューサーさんやディレクターさんをはじめスタッフのみなさんが、和楽器にとても興味を持って下さっているのがすごく伝わってきました。

楽しく有意義な時間となりました！　その編曲の映像がYouTubeにアップされていました┓