作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

ゴールデンウイーク名物?!群響『森とオーケストラ』

2012.05.07

今年も4月29日(祝)に高崎市の〝群馬の森〟にて、『森とオーケストラ』というピクニック・コンサートが開催されました。当日は晴天となり、ほんとうに多くの方が家族連れなどで訪れ、とても楽しい音楽会を満喫していました。

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オーケストラはもちろん、群馬交響楽団です♪

コンサートは三部構成。第一部では『フレンチ・カンカン』『軽騎兵』などの耳馴染みのよいクラシック音楽が演奏されました。オーケストラのメンバーにも ご家族連れで参加している方も多く、楽しい雰囲気が ステージからよく伝わってきました。

第二部は「あなたもメイ指揮者」なるコーナーで、7人のお客さまがオーケストラを指揮。迷演&爆笑のステージに?!

このコンサートは毎年開催され 今年で第33回目なのですが、このコーナーはなんと30年以上前から続いています!!なので、群馬県での浸透度は抜群で、県内では「森とオーケストラに行ってきたよ」「今年はどんな人が指揮したの?」という会話が 本当に成立するのです〜。

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高崎市少年少女合唱団のみなさん、ハモリも振り付けもバッチリでした!

第三部を盛り上げてくれたのは、高崎市少年少女合唱団のみなさん。『翼をください』『手のひらを太陽に』やAKB48の曲などのお馴染みのナンバーを、元気いっぱいの歌声で歌って会場を沸かせました♪

写真をご覧いただくとわかるかもしれませんが、指揮者の 大井 剛史 さんも ノリ良く雰囲気を盛り上げます。大井さん 第一部ではワーグナーやヴェルディで オーケストラから素晴らしい音を引き出していましたが、第三部ではポップスのナンバーをカッコいいサウンドに仕上げていました。(拙作アレンジ2曲もとても良い音に。深謝!)

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今年も大勢のみなさんが来場。お弁当を食べながら聴いても、もちろんOK!

この大規模なイベント、事前準備や当日の会場整備などの裏方も大変なのですが、毎年、高崎青年会議所のみなさんなどが大活躍で支えて下さっています。群響は県民のオーケストラとして、みなさんから愛されているのですね♪

(コンサートとは関係ないですが)乗り換えの高崎駅にて、D51が出発進行!

(TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A005) ほか)

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楽しい歌とオケの魅力♪ ひなた おさむ さん&仙台フィル

2012.03.26

3月20日(祝日)仙台市の青年文化センター・コンサートホールで、仙台フィルのファミリー・コンサート『オーケストラってなんだろう!』が開催されました。私も5曲編曲し、前日のリハーサルに立ち会いましたが、それはとってもワクワクする内容!

移動は東北新幹線、〝はやぶさ型車両・E5系〟にも乗りました

このコンサートは2部構成で、第一部は〝オーケストラずかん〟なるステージ。

これはオーケストラをジャングルにみたてて、探険しながらオーケストラについて学んじゃおう・・・という趣向。指揮者の 岩村 力 さんが博士、ゲストの ひなた おさむ さんが助手、小鳥・猛獣・原住民 等がそれぞれの楽器というワケ。岩村 さんと ひなた さんの面白トークを交えながら、それぞれの楽器のキャラクターがわかりやすく紹介されてゆきました。

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第二部は、オーケストラの魅力を満喫できる〝音楽会〟。『ローエングリン〜第3幕への前奏曲〜』や『ローマの松〜第3・4楽章〜』など、ゴージャスな響きの名曲が演奏されました。(東北福祉大・吹奏楽部の大勢のみなさんが、バンダなどで共演!!)また、NHK「おかあさんといっしょ」の歌のおにいさん・ひなた おさむ さんの、とっても楽しい歌のコーナーもありました。

ひなた さんは〝やまがた特命観光・つや姫大使〟でもあり、東北地方とは縁がとっても深いそうです!

ひなた さんは『ヤッホ・ホー』『きみのなまえ』『ドンスカパンパン おうえんだん』などの5曲を歌い、手遊びや掛け声 等々で子供達をどんどん巻き込んでゆきます。そのアイデアの豊富さには、もう脱帽!! 本番も大いに盛り上がったそうです。

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仙台フィルさんは2日前の定期演奏会で、ヴェロさん指揮のフランス音楽で、大変色彩豊かな響きを醸し出したそうデス。そしてこの日は、ノリノリで華やかな音楽を奏でる・・・その幅の広さと積極性に、オーケストラの勢いを感じました♪♪

『キッチンオーケストラ』も、生のフル・オーケストラで演奏しました♪

(AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ほか)

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笑いにあふれた?!『酒呑童子』初演♪

2012.03.06

3月4日(日曜)津田ホールにて、日本音楽集団の第205回定期演奏会が開催され、5曲の協奏曲が演奏されました。多くのお客さまにご来場していただき、会場はほぼ満席。関係者一同、感謝、感謝です!

私の『三味線と声のための協奏曲“酒呑童子”』も初演となり、おおむね好評だったようです。

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拙作は「お伽草紙」にも登場する『酒呑童子』のお話の名場面を、三味線とソプラノが活躍しながらつづってゆく趣向の協奏曲。決戦、涙、笑いありの展開です。ソロはメゾ・ソプラノの 青山 恵子 さんと、三味線の 杵家 七三 さん。

青山さんは、裏声・地声の歌に お芝居まで、自由自在に表現。聞きやすい日本語なのに、感情移入もバッチリで もう脱帽です!杵家さんは、技巧的なフレーズからしっとりとした伴奏に、歌や語りと、長唄三味線奏者の様々な魅力をみせてくれました。

二人とも百戦錬磨の方だけあって、お客さまの反応を感じながらのライブ感あふれるステージに。曲の途中のフリートークでも、お客さまの笑いを誘っていました。今回、私は作曲だけでなくテキストも書きましたが、お二人のソロでなければあり得ない作品となりました。

指揮は 苫米地 英一 さんで、日本音楽集団から様々な音色を引き出し、アンサンブルをリード。初演に大貢献で、深謝デス!

鬼の首、捕ったどー!

(NOKTON 58mm F1.4 SLII)

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静岡響 with 秋川雅史さん & 仙台フィル「絆」コンサート

2012.03.01

2月26日(日)に静岡県富士宮市で、「ふじのくに交響楽団」の名曲コンサートが開催されました。

このオーケストラ、実は 静岡交響楽団さんが母体となっていて、明るくて 積極的で とってもイイ雰囲気! 鈴木 織衛さんの指揮で演奏された チャイコフスキーの三大バレエ音楽など、とても色彩豊か(『雪片のワルツ(くるみ割り)』はホント絶品)♪

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ゲストのテノール・秋川 雅史さんは『ルイザ ミラー』や『グラナダ』などの十八番を 情感豊かに熱唱!また『千の風になって』『あすという日が』は言葉を大切にしながらの歌唱で、会場全体がとても温かい雰囲気で満たされました。

それから、指揮の 鈴木さんとのトークは 漫談かと思わせるほどの面白さで、爆笑につぐ爆笑。拙作編曲も無事終了です♪

「深海邦楽会 箏曲演奏会」の翌日、新幹線で静岡へ

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オペラ歌手とオーケストラと言えば、2月3日(金)にはサントリーホールで『仙台フィル 絆 コンサート』が開催されました。

ここではソプラノ菅 英三子さんのソロで、拙作アレンジも演奏されました。パスカル・ヴェロさんの指揮のもと『アヴェ・マリア メドレー』は 弱音までもが美しく、陰影に富む表現にして頂きました。

メイン・プログラムのサンサーンス『交響曲第3番 オルガン付』は たいへんな熱演で、ヴェロさん&仙台フィル ならではの 素晴らしい音楽となりました!

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM)

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文化庁公演が全て終了!…群馬交響楽団の宮城公演にて♪

2012.02.16

締切の大きな山(?!)を乗り越えましたので、ブログの更新を少々。

私は毎年、各地のオーケストラの依頼で、文化庁主催『子どものための優れた舞台芸術体験事業』のお手伝いをしています。この公演は、プロのオーケストラが全国各地の小・中学校を訪れ 体育館などで生演奏を行う、という大変ぜいたくな企画です。

私は主に、合唱との共演や 校歌演奏のための編曲 を書いています。今年度は、東京シティフィルさん、群馬交響楽団さん、広島交響楽団さん、仙台フィルさんの公演を担当しました。(仙台フィルさんでは、事前に行われるワークショップのレクチャーも、やらせていただきました。→2011.7.9付けのブログに記事があります

どちらのオーケストラもそれぞれプログラムに趣向を凝らしていて、楽しく かつ 質の高い演奏を子どもたちに届けていました。

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2月5日(日)には、翌日に行われる宮城県の古川北中学校での公演に向け、群馬交響楽団さんのリハーサルがありました。この公演では、『心ひとつに〜夢と希望と決意をもって〜』という曲を、生徒のみなさんの合唱と共演。この曲は、昨年3月の大震災で被害に遭った生徒たちの心を救うべく、先生がたが作詞・作曲されたもので、「あたたかく、かつ、内に秘めた情熱」を感じるとても素敵な曲でした。

この日の司会・歌は 阿形 深雪 さん。いつもとてもきれいな声でオーケストラの魅力を伝えています。彼女は東北出身とのことで今回の公演では、生徒のみなさんに共感する部分が特に多かったようでした。当日は上野正博さんの指揮のもと、素敵な共演となったとのことです!

群馬交響楽団の本拠地 高崎は〝音楽の街〟・・・駅のコンコースにもこんな飾り付けが♪

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM)

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【DVD情報も】聴き応え十二分♪ 秋川 雅史さん&OE金沢

2012.01.25

15日(日曜)に金沢市で開催された、秋川 雅史 さんとオーケストラ アンサンブル金沢 のコンサートを聴いてきました。

秋川さん、紅白歌合戦でもお馴染みの『千の風になって』『あすという日が』が素晴らしいのはもちろん、『チャンピオン(=アリス)』『まつり(=北島三郎さん)』なども大変ドラマティックで、とても聴き応えがありました。

それにトークも完璧! 笑いや涙をさそうエピソードから ミニ音楽講座まで、お客さまを十二分に楽しませていたのでした。

鈴木 織衛 さん指揮のオーケストラ&合唱団も素晴らしく、おかげさまで福嶋編曲もイイ音に♪

なお、このコンサートの模様はDVD収録され、3月にテイチクレコードから発売になるそうです!→こちら

▲大宮駅にて、カッコイイ新幹線の鼻!   ほくほく線の沿線は、雪で真っ白▼

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19日(木曜)には ティアラこうとうで、東京シティフィルさんのリハーサルがありました。私の編曲4曲もあり、録音もしましたが、海老原 光 さんの的確な指揮のもと、華やかな音に仕上げて頂きました♪

▲金沢で食べた美味しいお刺身       ティアラこうとうへ行く途中で見つけました▲

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ところで和楽器の新曲3曲の初演が、以下の通り行われます。ご興味がある方は、ぜひいらしてください!

◆2月12日(日)12時30分、メルパルクホール(大阪) ◆2月25日(土)14時、国立劇場・小劇場

【♪1】一面の箏と二管の尺八の協奏曲〝かなえ〟・・・Solo 深海さとみ、坂田梁山、田辺頌山の各氏、深海邦楽会ほか

◆3月4日(日)15時、津田ホール

【♪2】三味線と声のための協奏曲 〜江戸小咄へのオマージュ〜 ・・・Solo  杵家七三、青山恵子の各氏、日本音楽集団

◆4月8日(日)14時、調布市民会館たづくり・くすの木ホール

【♪3】三曲合奏のための〝恋物語〟・・・・・・調布三曲協会のみなさん(調布三曲協会の創立50周年記念委嘱作品)

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM)

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2012年、今年も頑張ります!

2012.01.04

明けましておめでとうございます。お正月休みも終わって、いよいよ本格的に新しい年がスタートしましたね。

この一年が、みなさまにとって、充実した年になる事を心より願っております!

私自身も気力を充実させ、張り切って、様々な仕事に取り組みたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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さて昨年の12月は、各地のオーケストラさんとのお仕事を、色々とやらせていただきました。

6日にはサントリーホールのクリスマス・コンサートで、竹本泰蔵さん指揮・東京交響楽団にクリスマス・ソングの編曲を演奏していただきました。(その後、名古屋フィル、九州響、日本センチュリー響、札幌響でも演奏していただきました)

13日からの1週間は、海老原光さん指揮・東京シティフィルの文化庁公演で、学校の校歌5曲の編曲を演奏していただきました。

23日には、歌のおにいさん・杉田あきひろさんのバックの編曲を、工藤俊幸さん指揮・山形響に数曲演奏していただきました。

そして31日には、ポップオペラの藤澤ノリマサさんのバックの編曲2曲を、鈴木織衛さん指揮・オーケストラアンサンブル金沢に演奏していただきました。

どちらのオーケストラも、それぞれしっかりとした個性・特色があり、魅力溢れる指揮者やソリストの方々とともに、素晴らしい演奏をしていただきました。感謝、感謝です!

▲「はくたか」に乗って、金沢へ行きました。 金沢駅のエントランスはとっても近代的で、カッコイイ!▲

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ピアノの岡崎ゆみさんと金管5重奏のバズファイブのみなさんによる、23日のキッズ向けコンサートでも編曲を書かせていただきました。こちらもとても盛り上がりました♪

また、東京都響の全面協力で開催されている、JR東日本の大人の休日倶楽部の『オーケストラ講座』の最終回の講義&第九鑑賞が、24日にありました。白熱の演奏をみなさん楽しんでいらっしゃいました。

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この春は、オーケストラ関係の編曲のほか、喜歌劇『こうもり』の室内楽伴奏版編曲の演奏会、和楽器の合奏曲3曲の初演なども控えています。近くになりましたらご案内できると思いますので、ご興味のある方はぜひお越し下さい♪

▲金沢からの帰りの飛行機から。眼下の雲海がとっても広々としてました〜

(AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ほか)

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素敵な歌&オーケストラで『おかあさんといっしょ』の名曲等を満喫♪

2011.08.29

8月28日(日曜)、ティアラこうとう 大ホールにて『夏休み ファミリーコンサート—0才歳児から入場できる 東京シティ・フィルの クラシックコンサート—』が開催されました。大勢の家族連れのお客さまで 会場は満席!みなさん、歌&オーケストラの楽しい世界を満喫していました。素敵なイベントとなりましたので、ブログでもご紹介。(ティアラこうとう・主催)

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素敵(その1)♪・・・・・・楽しい演出も盛りだくさん!誰でも楽しめるクラシックの素敵な名曲

まずは前半のプログラムで、『スラブ舞曲』や『ハンガリー舞曲』、アンダーソンやJ.シュトラウスの名曲が演奏されました。

海老原 光 さん指揮・東京シティフィルのみなさん、楽しく かつ メリハリの効いた好演奏で、会場では 小さいお子さんも(意外にも!?)集中して聴いていました。

『シンコペーティド・クロック』『鍛冶屋のポルカ』『観光列車』では、楽員さんのお芝居仕立てのパフォーマンスも登場!・・・音楽の面白さ・仕組みが、笑いをまじえながら 伝わっていた模様です。

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素敵(その2)♪・・・・・・楽しい曲に、聴かせる曲!バラエティに富む『おかあさんといっしょ』の素敵なナンバー

後半は、つのだ りょうこ さんと 杉田 あきひろ さんの歌で、『山の音楽家』や『おもちゃのチャチャチャ』など以前から親しまれている童謡と、NHK「おかあさんといっしょ」で生まれた歌も披露されました。(福嶋が6曲、野田 学 氏が2曲、を編曲)

「おかあさんといっしょ」には、様々な名曲があるのですね!楽しくかつやさしい気持ちになれる『ありがとうの花』、とってもカワイらしい『あめふりりんちゃん』、お芝居の様に展開する『シアワセ』などなど・・・・・・お二人の歌の上手さもあって、子供はもちろん、大人が聴いても心が豊かになる、そんなステージでした。

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素敵(その3)♪・・・・・・ステージと会場の心が一つに!素敵な出演者たち

つのだ りょうこ さん、今回も歌と司会で、大活躍デス♪ 感心したのが、つのだ さんのパフォーマンス・・・・・・「会場の子供たちの気持ち」「歌詞の世界」「オーケストラの音楽」の間を、自由自在に行き来する・・・・・・そんな感じなのです!

歌に込められたメッセージがとてもよく伝わるのは、ご自身が日々、お子さまに愛情を持って、子育てと格闘(でいいのカナ?)されているからでしょうか。

それからまた、杉田 あきひろ さんもとても上手かったです。例えば『シアワセ』の曲中で「セリフ→歌→セリフ→ハモリ」といった流れが続くのですが、こういう表現を ごくごく自然にできる・・・・・・いよっ、上手いねぇ!ミュージカル出演も多い方ですが、よほど現場で鍛えられたのでは?

(ちなみに杉田さんと福嶋は、誕生日がわずか一日違いで、大学も一緒。〝ご同輩〟ということで、今後も頼りにしてますヨー)

お二人とも声がきれいで、マイクを使っているのですが、生音のオーケストラととてもよくマッチします。ということで、各地のオーケストラの企画担当のみなさん、このお二人はオススメです!!

左から 福嶋、つのだ りょうこ さん、杉田 あきひろ さん、海老原 光 さん、野田 学 さん。楽屋も楽しかった!

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM)

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『コンサート・フォー・キッズ』の素晴らしい出演者たち♪

2011.08.20

8月7日(日曜)の午前中、東京文化会館小ホールで『Concert for KIDS〜0才からのクラシック〜』が 開催されました。私が、構成台本・訳詞・編曲を担当したのですが、たいへん素晴らしい出演者に恵まれ、そのお陰で おもしろい公演になった模様です。

ということで、このブログでも簡単にご紹介!

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このコンサートは〝森の音楽会〟というテーマで、「森に住むヘンゼルとグレーテルの兄妹が、動物たちと一緒になって、楽しい音楽会を開く」といった構成。プログラムは ・・・・ヴィヴァルディの「四季」もあれば、「山の音楽家」や「子犬のワルツ」、組曲『動物の謝肉祭』やオペラ『ヘンゼルとグレーテル』のセレクションもある・・・・といった中身で、20曲ほど。

ということで、主役となるのはこのお二人! ソプラノ と バリトンの・・・、

とってもカワイらしいグレーテル(鷲尾 麻衣 さん)と、たいへん頼りになるヘンゼル(吉川 健一 さん)

お二人とも、子供の目線にたったお芝居が たいへん上手! しかも、お客さまの反応を感じながら、演技をふくらましてくれるので 本当の助かりました。

鷲尾さんのオペラ『キャンディード』のアリアは、たいへん表情豊かで (大人も子供も!)堪能できました。

吉川さんは、このところコンヴィチュニー演出『サロメ』や新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』等で評判が高いだけあって、オペラ的な表現から コミカルなお芝居まで、しっかりとお客さまの心をつかんでいました。

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さてさて、器楽の音楽家で忘れてはイケナイのがこの人。 すばらしいピアニストの・・・、

自分のパート譜を見れば(他のパートも含めた)音楽の全体構造が理解できる、音楽の達人(白石 光隆 さん)

白石さんは、音楽性の幅広さ、音楽作りの的確さ、リハーサル中の雰囲気の作り方、と全てにおいて素晴らしかったです。ご一緒させていただき、たいへん助けられましたし、すごく勉強になりました。

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そしてそして、熱演でコンサートをすごく盛り立ててくれたのが この人達・・・、

若いエネルギーにあふれ、アンサンブルもソロもバッチリ♪ アミティエ弦楽四重奏団

彼らは、リハーサルのたびに どんどん上手くなってゆくのです! 音楽的なリクエストを一つ言うと、五つくらいふくらませてくれるのです!! そして本番、とっても生き生きとした演奏で、子どもたちを引きつけてくれたのです!!!

まだ桐朋学園に在学中と言うから、すえ恐ろしい(?!)逸材たちです。

この公演は東京文化会館の主催、ソニー音楽芸術振興財団の制作協力で開催されました。素晴らしい機会を与えて頂き、深謝!

(AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II)

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素敵なアリス・ワールド出現!鵜木絵里さん&仙台フィル

2011.06.14

梅雨入りのニュースを耳にするようになり、ちょっとジメジメした毎日が続きますね。そんな中、私は6月10日(金曜)に気仙沼市の面瀬小学校で、とっても楽しいステージ『アリスのコンサート』を観てきました。

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この公演はルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をモチーフにしていて、ソプラノの 鵜木 絵里 さん扮するアリスが、仙台フィルハーモニー管弦楽団の奏者9人による 森の動物たちと一緒に、森を探険したり 音楽会を開いたりする、という内容。

なんと言っても素晴らしかったのは 鵜木さん。歌はもちろんなのですが、お芝居もサスガです。この日はアニメのキャラクターのような声と演技で、子供達を引きつけていました。

私はこの公演のために2曲 編曲したのですが、鵜木さん はコロラトゥーラの魅力満載に『キラキラ星 変奏曲』を歌ったかと思うと、『翼をください』では豊かな感情表現を披露。歌の表現力の幅広さに 驚いていた子供たちも多かったようです。

9重奏も『舞踏会の美女』や『花のワルツ』、『動物の謝肉祭』等々たくさんのオーケストラ曲を奏で、演奏が終わる度に大きな拍手が巻き起こっていました。メンバーは時に演技にも加わり、意外なエンターテイナー振りも発揮?!

リハーサルでは、音楽とお芝居のタイミングも念入りにチェック!

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この公演は日生劇場が企画・制作し、被災地の大船渡・気仙沼・七ヶ浜の3箇所で開催されました。演出・音響・照明のスタッフも多数現地入りし、質の高いステージとなっていましたが、この分野で多数の実績を誇る 日生劇場さんならではの内容でした!

前日の夜、池袋を高速バスで出発し、早朝 一ノ関駅に到着。そこで出演者と合流し、貸切バスで気仙沼へ。帰りは仙台までバスで出て、新幹線でその日のうちに戻る・・・という強行日程でした。

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