作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

渡辺満里奈さんの3才からのクラシック♪

2011.02.16

2月13日(日曜)に 横浜 みなとみらいホールにて、『Concert for KIDS 〜渡辺満里奈の3才からのクラシック〜』という公演が 開催されました。福嶋がアレンジャーとして参加している公演で、今回もとても楽しいコンサートとなりました。

今回は、前半が 絵本『ありがとうターブゥ』の生演奏付き 読み聞かせ、後半が クラシックの生演奏の鑑賞や手遊びコーナー、という構成。 会場は3才以上のお子様とパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔であふれていました♪

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絵本の作者であり、2児のママでもある 渡辺 満里奈 さんの読み聞かせは、とても心地よかったです。 満里奈さんは他にも、タンバリンを叩いて 演奏家と共演したり、と会場を大いに盛り上げていました。

私は 読み聞かせのBGM、『威風堂々』『シンコペーティド・クロック』といった名曲を、「ピアノ、ヴァイオリン、金管5重奏、マリンバなどの打楽器」のために編曲しました。

演奏者は今回も 腕達者な方ばかりで、中でも 中川 賢一 さんのピアノと 浜 まゆみ さんのマリンバによる『剣の舞』は、〝見事〟としか言いようのない素晴らしいアンサンブルでした!

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この公演は プログラムはもちろん、音響や映像・照明などもふくめて〝クラシックははじめて〟というお子様にも 楽しんでいただける内容になっています。 次回の『ありがとうターブゥ』の公演は、4月9日(土曜)に所沢市民文化センターにて。(←中止になりました)

お近くの方は お出かけになってみてはいかがでしょうか♪

前日のリハーサルが終わる頃。ホール近くのライトアップされた観覧車がきれいです

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三木稔氏のシアターピース2作品を堪能!

2011.01.17

1月15日 横浜みなとみらいホールの小ホールで、『のはらのファンタジー』という公演を聴きました。プログラムは、 三木 稔 氏が作曲したシアターピース2作品。すばらしい歌唱・演奏・演出で、傑作を堪能しました。

合唱曲や器楽曲を上演するのにあたって、語りや簡単な芝居を入れたり、ステージだけでなく客席でも歌唱・演奏する、といったスタイルの作品をシアターピースと言います。生演奏だけの公演に比べ、作品・演奏・演出が効果的に結びつくと、とても面白いエンターテイメントになるわけです。

今回は 榊原 徹 氏が音楽監督・演出をされましたが、氏はオペラやバレエ公演の指揮もたくさん手掛けている方だけあって、たいへん効果的。私自身もシアターピース的な作品を時々書くのですが、とても参考になりました!

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『ベロ出しチョンマ』は千葉県に伝わる悲しい民話をもとにした作品です。バリトンはベテランの境 信博 氏。歌と語りと芝居とを、あれだけ自在に織り交ぜて表現できるのは本当にスゴイ事です。

伴奏は一面の琴のみで、渡辺 正子 さん。〝約30分もの緻密な楽譜をきちんと把握し、物語の感情の起伏をよく表現してるなぁ!〟と感心しました。客席では、聴きながら涙を流している方が何人かいました(・・・私もです)

『のはらうた』は詩人・工藤 直子 さんが野原の草木や虫、小動物などを主人公にして描いた詩に、4重唱・ヴァイオリン・ピアノによるとても楽しい音楽がついた作品。ソプラノの 赤星 啓子 さんのカワイらしくて華やかな歌やセリフ(台本・三木 那名子 氏)をはじめ、歌手やダンサーによるファンタジックな世界に何度もほほえんでしまいました。

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この公演は、みなとみらいホールが主催する“小ホールオペラシリーズ ”という企画で、毎年4公演も開催されているそうです。このホールの響きは、余韻が美しい上に言葉が聴き取りやすいので、シアターピースやミニ・オペラなどにも、とてもふさわしいと思いました。お客さまが楽しめるだけでなく、出演者やスタッフにとってもやりがいのある好企画ですね。

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中村雅俊さんのコンサート、大いに盛り上がりました!

2010.12.17

仙台の暮れの風物詩・光のページェントの期間中の12月12日に、『七十七スターライトシンフォニー チャリティーコンサート』が開催されました。

出演者は、宮城県女川町出身の歌手・俳優の 中村 雅俊 さんとバンド、それに仙台フィルハーモニー管弦楽団という大変豪華な催し。福嶋は『俺たちの旅』『ふれあい』『心の色』『恋人も濡れる街角』といった名曲6曲を編曲しました。

中村 雅俊 さんはすごくオーラがあるのにとても気さくな方。共演者やスタッフを自然と盛り立ててくれるので、リハーサルから本番まで、現場は終始よい雰囲気でした。 一例をあげれば、リハーサルで『ナカムラ・エレキ音頭』という曲を歌い終わるやいなや、ステージから客席へ降りてきて「このアレンジ、盛り上がってイイねぇ!」なんて言ってくれるのです。 みんないつの間にか、中村さんに乗せられてしまいます!

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今回の編曲は、中村さんのバンドのキーボード奏者 兼 編曲者であるO氏と入念な打合せをしながら進めました。 中村さんは毎年コンサート・ツアーを行っているのですが、その際のバンド版の編曲がたいへん効果的で、それを元にさらにオーケストラ的にふくらませる作業はとても楽しい仕事でした。

バンドのメンバーもとても協力的で、派手なサウンドだけでなく、バラードの『海を抱きしめて』では繊細で温かい響きを奏でてくれました。

そしてこういったプログラムでは、いつも本当に頼りになる 鈴木 織衛 さんの指揮と仙台フィル。 また音響や照明、企画制作などの大勢のスタッフの入念な準備には、頭が下がります。

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このコンサートの模様は、東北放送(テレビ)で12月23日の16時50分から放送されます。 東北地方の方はぜひご覧下さい!

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遊佐未森さんとオーケストラの素敵な世界!

2010.12.14

12月8日、宮城県出身のアーティスト・遊佐 未森 さんと 仙台フィルハーモニー管弦楽団が初共演するコンサートが、開催されました。福嶋が編曲を担当し、前日のリハーサルに立ち会ってきました。

今回の新編曲は、遊佐さんのオリジナル曲『僕の森』『いつも同じ瞳』『I’m here with you』の3曲。楽曲のカラーにあわせて、森の木々のイメージ、軽やかなマーチ、等々工夫して編曲しました。 また、以前編曲した『アヴェマリア・メドレー』も歌って頂きました。

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リハーサル会場では、遊佐さんのピュアな歌声とメッセージが オーケストラの響きとぴったりと溶け合い、たいへん美しい音楽となりました。

それににしても・・・あの「誰をもホッとさせる遊佐さんワールド」、ますます磨きがかかっていました!

そしてまた・・・海老原 光 さん指揮の仙台フィルが、温かく愛情ある音楽で、それを包み込んでいました!

・・・うーん、コラボレーションっていいですねぇ!(しょうしょう照れ笑)

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このコンサートは、松島の高級ホテル「一の坊」主催のクリスマス・コンサート。 地元を大事にした、素敵で贅沢な企画です。 コンサートの模様は、遊佐さんのホームページのブログ“FROM MIMORI”でも紹介されていますので、ぜひご覧下さい!

オーボエやヴィオラも活躍

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