作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

湯涌温泉で舌つづみ、気分転換になりました!

2011.05.18

こんにちは、みなさん。実は私、5月からTwitterを始めました。〝つぶやき〟の中身は、作曲や編曲など 仕事に関する事が多いのですが、フォローして頂く方も少しずつ増え、リアルタイムな手応えに感激です!

そんな訳で、このブログも いろいろな方が見にきてくださっている様子です。ですので今日は、堅いネタではなくて 旅の話。

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この間の週末に、あるグループの慰安旅行で 石川県金沢市にある湯涌(ゆわく)温泉に行きました。

▲▼加賀百万石の街・金沢では、和を感じさせる景色に たくさん出会いました

湯涌温泉、そこはちょっとレトロな町並みの とっても落ち着いた温泉地

▼こいのぼりが たくさん およいでいました

▼一番の楽しみは、なんと言っても旅館でのおいしい夕食・・・・(^_^)!

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都響×大人の休日(JR東日本)=オーケストラ講座?!

2011.05.13

連休も終わり、公園などの花や草木が いよいよ色鮮やかになってきましたね!私は毎朝、近所の大きな公園でラジオ体操をやっているのですが、そこの木々の新緑を渡る風のすがすがしいこと。まさに風薫る五月。

なので日々、さわやかな朝の目覚めとともに健康生活・・・と言いたいところですが、徹夜明けで仮眠前の体操になることが よくあります。(作曲家の生活は不規則になりがち。。。)まぁ、やらないよりは、いいでしょう(笑)

ところで4月24日(日曜)、私は、東京都交響楽団(=都響)の名曲コンサートが開催される、サントリーホールへ行きました。私のお仕事は『オーケストラ講座』なる レクチャーの講師。さて、いったいどんな講座なのか、紹介しますと。。。。

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JR東日本が運営する、『大人の休日倶楽部』という会員向けカルチャースクールがあって、これはその中の講座の一つ。

全5回のシリーズで、座学での講義を4回やってオーケストラや楽曲について学んだ後、最終回では実際にコンサート会場に行ってリハーサルと本番を鑑賞する、という内容。座学の内容には、文学研究者による時代背景の講義や、プロデューサーによる制作裏話なども含まれ、オーケストラ音楽の魅力を多面的に楽しめる内容になっています。

私の講義では、作曲家の視点から、音楽の特長・聴きどころを なるべくわかりやすく取り上げるようにしています。

そこで感心するのは 受講生のみなさんの熱心さ! 毎回、休み時間や講義の終わりに、たくさんの質問が出てくるのです・・・・オススメのCDは?、誰々の指揮はどう?、上手なオーケストラの 見分け方は?、等々。うっかり、よけいな裏話を しゃべらないようにするのがタイヘン??

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今回の公演は、フィンランドの指揮者 ハンヌ・リントゥ によるシベリウスの『フィンランディア』、交響曲第5番などが中心。フィンランド独特のフレーズ感(=歌い回し)や 音色の作り方がとても素晴らしく、オーケストラがそれに積極的に応え、大きな拍手が巻き起こっていました。また、豊嶋泰嗣さんが弾いたコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、本来演奏するはずだったソリストのピンチヒッターだったのですが、こちらも大変素晴らしいソロでした!

サントリーホールのあるアークヒルズのカラヤン広場、東京の真ん中・六本木にあるのに緑がたくさん

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この講座をやっていて感心することがもう一つ。それは、スタッフの連携の素晴らしさ。

大人の休日倶楽部 と 都響 との連携が、まずはきめ細か。また公演当日も、都響の制作や楽譜関係のスタッフから「オーケストラ講座、よろしくお願いします」と声がかかり、情報共有がしっかりできている様子です。(そうでない演奏団体も 時々あるのですが、サラリーマン経験が5年ある私としては、ついつい比較しまう。。。。。)

オーケストラ音楽界がより元気になるためには・・・・(1)感動的な演奏、(2)工夫された教育プログラム、そして、(3)ビジョンと機動力を併せ持つ事務局、のどれも欠かせない と思います!

花や草木が いよいよ色鮮やかになってきました!

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アエルでの復興コンサートwith遊佐未森さん

2011.05.06

ゴールデンウィークも終盤になってしまいましたね。みなさんは何をして過ごしましたか?

私は5月5日(木曜・祝日)に、仙台駅前・アエルで行われている 仙台フィルハーモニー管弦楽団 による復興コンサートを聴きに行きました。この日は、仙台出身のシンガーソングライター・遊佐未森さんがゲスト出演し、私は共演曲を編曲したのです。

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仙台駅・西口駅前のアエル (AER) は31階建て、近代的なデザインの複合施設

このアエルでの仙台フィルによる復興コンサートは、4月5日からなんと37日間連続で開催され、市民のみなさんに癒しと希望を 届けている様子です。毎回、楽器編成はさまざまで、この日はヴァイオリンとピアノのデュエットでした。

感情豊かな渋谷由美子さんのヴァイオリン、ピアノの絶妙なサポートは松坂優希さん

クライスラーの『愛の喜び』やドヴォルザークの『我が母の教えたまいし歌』などの名曲が、心を込めて演奏されました。

目の前での素晴らしい演奏に、お客さまから大きな拍手が!

ゲスト出演の遊佐未森さんは、まずはギターの西海さんと一緒に『いつでも夢を』・・・明るい気持ちになれます♪

遊佐未森さんの癒しの歌は絶品♪、軽快なギターは西海さん(実は超絶テクニック)

そして 共演曲は、遊佐さんの持ち歌から2曲。『いつも同じ瞳』は、仙台市街に位置するクリスロードのテーマ曲でもある 元気なナンバー。『I’m Here With You』は、曲名そのものの 温かいメッセージが込められたナンバー。

熱唱の遊佐未森さんと 一緒に盛り上がる演奏メンバー、こんな機会ならではの組み合わせ

出演者のみなさんの演奏・歌唱はもちろん、人柄からもあたたかいメッセージが伝わり、会場は終始なごやかな雰囲気でした。

今回は市街地でのコンサートでしたが、仙台フィルの方たちは沿岸の被災地にも赴いて 演奏をしているそうです。 〝これからもずっと、多くのみなさんの心の癒しになってもらいたい〟・・・そう思いました。

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ピクニック気分でコンサート♪『第32回 森とオーケストラ』

2011.05.04

4月29日(金・祝日)に群馬県高崎市にある〝群馬の森〟で、群馬交響楽団(=群響)による野外コンサートが開催されました。 私はこの日のために新編曲を書き、当日も会場でこのイベントを満喫して来ましたので、そのご報告デス!

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〝群馬の森〟と言えば、群馬県民の憩いの場として、多くの方に親しまれています。 見てくださーい、とっても広いでしょう? ここに美術館やサイクリングコース、こども向けの遊具などがたくさんあるワケです。

この日はコンサートのために仮設ステージを設営して、そこでオーケストラが演奏します。

みなさんが、だんだんと集まってきて・・・・

コンサートが始まると、会場はこんなーーーにも大勢の人々で 埋め尽くされるのです!!!

『結婚行進曲』『愛の挨拶』といった親しみやすい曲が演奏されました♪ 中でも『田園・第1楽章』はまさにこの場にピッタリ! 指揮は 鈴木 織衛 さんで、いつもながら オーケストラから豊かな音楽を引き出します。

高崎市少年少女合唱団のみなさんも、ステキな歌声で5曲を共演。ちなみに『翼をください』『世界に一つだけの花』は新編曲♪

野外コンサートなので、寝転んで聴いても、お弁当を食べながら聴いても、踊りながら聴いても、もちろん自由。

こういうオーケストラのコンサートって、意外と少ないですよね。家族全員で、思う存分楽しめるイベントでした!

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ところでこのイベント、毎年4月29日に開催されていて、今回でナ、ナ、ナンと、32回目! 最初の回の頃、当時中学生だった私も、〝群馬の森〟まで聴きに来たことがあります。。。。ああ懐かしい!!

今から30年以上 前、群響は経営状況が あまり良くありませんでした。 そこで、高崎市民の文化の誇りである群響を守り、市民・県民にもっと親しんでもらおうと、高崎青年会議所などが中心となってスタートさせたのが この『森とオーケストラ』。

今回も 約15名ほどの実行委員が 1年間にわたって会議を重ね、当日も 高崎青年会議所のボランティアの方々約50名が、会場の設営や案内 等々で忙しく働いていました。 なんと素晴らしい、文化への貢献なのでしょう!

市民に支えられ、市民のために文化発信する、というスタンスを忘れない群響。各地のプロの演奏団体が学ぶ点は 大きいのでは?

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庄野真代さんの『翼をください』レコーディング♪

2011.04.30

4月27日(水曜)に、庄野 真代 さんの歌で、70年代の名曲『翼をください』のレコーディングがありました。

庄野さんの歌に加えて、「ピアノ+木管五重奏(=フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)+トロンボーン+ヴァイオリン」という、ポップスの楽曲にしては ちょっとめずらしい楽器編成で、福嶋は編曲を担当。

これは 東日本大震災の復興支援CDの中の1曲として企画されたもので、その詳細は 後日またご案内しますね。

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さて、今回の編曲は、こういった企画ならではの 独特な編成を生かして・・・・コーラスと木管楽器を組み合わせたり、バロック音楽風なアンサンブルを取り入れたり・・・・と、幾つか工夫をしました。(あっ、もちろん、楽曲の歌詞やメッセージをふまえて、必然性のある音楽的展開にした上で、、、ですよ)

今回のアンサンブル・メンバーは、一緒にライブなどもやっている方々なので、息もぴったり! Free As A Bird スタジオ の広々とした空間のお陰もあって、とてもよい雰囲気で録音できました。

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ヴァイオリンを弾いてくれたのは、仙台フィルハーモニー管弦楽団 ゲストコンサートマスターの 伝田 正秀 さん。艶のあるとても魅力的な音で、ステキなソロを聴かせてくれました♪

そして何と言っても、庄野さんの歌は素晴らしかったです!!! 「〝歌で・何を・どう伝えるか〟に こだわり続けている人 の歌は、なんて伝わるのだろう!」と強く感じました。

実は 急に実現することになった企画なのですが、お手伝いすることができて とても光栄でした・・・深謝!

心に伝わる歌を歌い続ける 庄野 真代 さん、情感豊かなヴァイオリンを奏でる 伝田 正秀 さん

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