謹賀新年
2011.01.01
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
旧年中は、みなさまには大変お世話になりました。すばらしい音楽家やスタッフのみなさまのお陰で、充実した仕事をさせて頂いたことに、心から感謝しております。
今年もまた、みなさまのリクエストにお応えするべく、一生懸命、仕事に取り組みたいと思っております。
ホームページの内容も、より充実させていきたと思っておりますので、ぜひご覧下さい。
2011年がみなさまにとりまして、よい年となりますように。
お正月の青空
ゆめはっとジュニア・ウインド・オーケストラで司会!
2010.12.28
12月26日、福島県の南相馬市民文化会館(=ゆめはっと)にて、ゆめはっとジュニア・ウインド・オーケストラ 第7回定期演奏会が開催されました。私は司会を担当し、前日のリハーサルからみなさんと一緒に過ごしました。
今回の指揮者は 山下 一史 さん。私は仙台フィルの公演で、山下さんにはたくさんの編曲作品を指揮して頂いていますが、毎回スコアからたいへん豊かな音楽を引き出してくださいます。
今回はジェイガー『シンフォニア・ノビリッシマ』やホルスト『第一組曲』と大曲中心のプログラムでしたが、小学生から高校生までの若いメンバーから、色彩豊かで構成感のある音楽を引き出していました。丁寧な指導に熱心に応えていた子供たち・・・・とてもよい経験となったことでしょう!
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ゲストに登場したのは、東京佼成ウインドオーケストラのトランペット奏者・安藤 真美子 さん。
リードの『トランペット協奏曲』から第2・5楽章を、フリューゲル・ホルンとB♭管トランペットを持ち替えての演奏でした。楽器の個性、楽曲の個性、そしてご自分の個性を見事に融合させた 銘演奏でした。
アンコールにはアンダーソン『トランペット吹きの子守歌』を演奏。C管の少し明るい響きで、後半のメロディーに装飾を加えての演奏は絶品でした!
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今回のプログラムは 名曲や大曲を中心によく練られていましたので、私はそういう面がなるべくわかりやすく伝わるように心掛けて 司会をしました。山下さん、安藤さんへインタビューもしましたが、お二人とも興味深いお話で盛り上げて頂きました。
子どもたちの演奏、指揮者やゲストの魅力、考えられた企画制作、と充実した演奏会を 私自身も大変楽しませて頂きました!
オーケストラ・アンサンブル金沢の素敵な「くるみ割り人形」
2010.12.25
金沢市の親戚宅を訪問する用事にあわせて、12月21日に県立音楽堂でオーケストラ・アンサンブル金沢の「くるみ割り人形」(バレエ付、全曲)を観覧しました。エンターテイメントとしても、地方からの文化発信の成果としても、大変素晴らしい公演でした!
指揮はこのオーケストラの専任指揮者の 鈴木 織衛 さん。鈴木さんには 福嶋は日頃から大変お世話になっています。
バラエティーに富んだナンバーからなるこの音楽を、色彩豊かに、また時にシンフォニックに、オーケストラから素晴らしい音楽を引き出していました。またバレエを観ながら生演奏を聴くことで、チャイコフスキーのバレエ音楽の素晴らしさをあらためて実感できました。
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華やかな音楽にのって、バレエもとても表情豊かでした。エッセン市立歌劇場からのゲストのダンサーはもちろん、子供から大人まで大多数で構成された地元のバレエ団のみなさんまで、生き生きと踊っている姿は感動的でした。
この公演は、海外と地元の多数の出演者のコーディネイト、約半年の練習、十分な音楽稽古、といった丁寧な準備のもとで実施された企画だそうです。こういった公演こそが地域の文化を育てる、、、と実感した夜でした。
クリスマスの飾り付け
中村雅俊さんのコンサート、大いに盛り上がりました!
2010.12.17
仙台の暮れの風物詩・光のページェントの期間中の12月12日に、『七十七スターライトシンフォニー チャリティーコンサート』が開催されました。
出演者は、宮城県女川町出身の歌手・俳優の 中村 雅俊 さんとバンド、それに仙台フィルハーモニー管弦楽団という大変豪華な催し。福嶋は『俺たちの旅』『ふれあい』『心の色』『恋人も濡れる街角』といった名曲6曲を編曲しました。
中村 雅俊 さんはすごくオーラがあるのにとても気さくな方。共演者やスタッフを自然と盛り立ててくれるので、リハーサルから本番まで、現場は終始よい雰囲気でした。 一例をあげれば、リハーサルで『ナカムラ・エレキ音頭』という曲を歌い終わるやいなや、ステージから客席へ降りてきて「このアレンジ、盛り上がってイイねぇ!」なんて言ってくれるのです。 みんないつの間にか、中村さんに乗せられてしまいます!
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今回の編曲は、中村さんのバンドのキーボード奏者 兼 編曲者であるO氏と入念な打合せをしながら進めました。 中村さんは毎年コンサート・ツアーを行っているのですが、その際のバンド版の編曲がたいへん効果的で、それを元にさらにオーケストラ的にふくらませる作業はとても楽しい仕事でした。
バンドのメンバーもとても協力的で、派手なサウンドだけでなく、バラードの『海を抱きしめて』では繊細で温かい響きを奏でてくれました。
そしてこういったプログラムでは、いつも本当に頼りになる 鈴木 織衛 さんの指揮と仙台フィル。 また音響や照明、企画制作などの大勢のスタッフの入念な準備には、頭が下がります。
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このコンサートの模様は、東北放送(テレビ)で12月23日の16時50分から放送されます。 東北地方の方はぜひご覧下さい!
遊佐未森さんとオーケストラの素敵な世界!
2010.12.14
12月8日、宮城県出身のアーティスト・遊佐 未森 さんと 仙台フィルハーモニー管弦楽団が初共演するコンサートが、開催されました。福嶋が編曲を担当し、前日のリハーサルに立ち会ってきました。
今回の新編曲は、遊佐さんのオリジナル曲『僕の森』『いつも同じ瞳』『I’m here with you』の3曲。楽曲のカラーにあわせて、森の木々のイメージ、軽やかなマーチ、等々工夫して編曲しました。 また、以前編曲した『アヴェマリア・メドレー』も歌って頂きました。
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リハーサル会場では、遊佐さんのピュアな歌声とメッセージが オーケストラの響きとぴったりと溶け合い、たいへん美しい音楽となりました。
それににしても・・・あの「誰をもホッとさせる遊佐さんワールド」、ますます磨きがかかっていました!
そしてまた・・・海老原 光 さん指揮の仙台フィルが、温かく愛情ある音楽で、それを包み込んでいました!
・・・うーん、コラボレーションっていいですねぇ!(しょうしょう照れ笑)
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このコンサートは、松島の高級ホテル「一の坊」主催のクリスマス・コンサート。 地元を大事にした、素敵で贅沢な企画です。 コンサートの模様は、遊佐さんのホームページのブログ“FROM MIMORI”でも紹介されていますので、ぜひご覧下さい!
オーボエやヴィオラも活躍